2020.5.20からマンガワンにて了子先生による新作『ウソツキ皐月は死が視える』の連載が始まりました❗

 

前作『死にあるき』は読み応えが十分なホラー・サスペンスで面白かったのですが、『ウソツキ皐月は死が視える』も読み応えといい、今後の展開といい、楽しみで目が離せません❗

登場人物

皆月皐月

”その人が死ぬ一日前からその人の死体が見える”という特殊な目をしている。その死体を見ればどのような死因で死に至るのかもわかる。

 

1話の冒頭で皐月は、クラスメイトの小町こま子の首が校庭に落ちているのが見えてしまう。胴体の部分は廊下に残ったままで。なんとか小町こま子の首が切断されないように奔走する。

 

性格的には嘘をつくのが得意ではなく、そのため上手くコミュニケーションが取れないためクラスでも浮いた存在となってしまっている。

小町こま子

本人が知らないところで、皐月に命を助けられている。

 

人当たりは良く、皐月と違いクラスで浮いている様子はない。

 

作中の現段階では一般的なキャラクターの様相を呈しているが、今後その存在の意味が大きく変わるであろうことが作中で示唆されている。

逆算型ホラーサスペンスでじっくり読めるのが良い❗

「この日、小町こま子は死ぬべきだった。」

1話のラストのコマで一気に不穏な展開になりましたね❗

 

1話の冒頭では、皐月のクラスメイト達と思われる人物たちが、血だらけで死体の横たわっています。

 

現実にそうなってしまったのか、それとも、まだ皐月の目に写っているだけの段階なのかは定かではありません。

 

ただ、おそらくその状況には小町こま子が大きく絡んでいるだろうと予想できます。

 

どういった経緯を辿って1話の冒頭のシーンに行き着くのかが1つ目の楽しみです。

 

1〜3話では、まず小町こま子の死体ありきで、それを皐月がどうやって回避していいくのかが描かれています。

 

まずは死体ありきの逆算型ホラーサスペンスですね❗

 

皐月と一緒に死因を探りながら読むのが楽しいです。

 

それにしても、小町こま子は死にやす過ぎますね。短い期間の間に2回も死に損なうなんて。そこまで深い業を抱えてしまっているのでしょうか!?

皐月の家族は!?小町こま子の過去は!?

小町こま子は何やら闇を抱えていそうですね。

一見すると人当たりも良さそうだし、常識人のような感じですが、個人的には上のコマが気になりました。

 

自分は決して加害者になりたくない、自分だけは手を汚したくない、みたいなそういう気持ちから皐月に近づいたように思いました。

 

また、クラスメイトの美帆と過去に何かがあったかのような描写もあります。

 

小町こま子の過去がどのようなもので、どういった経緯で1話冒頭の凄惨なシーンに繋がるのか目が離せません。

 

皐月は皐月で、せっかく体を張って人助けをするもまったく報われませんね笑

 

本当に命の恩人なのに、周囲と上手く噛み合わないのが気の毒です。

 

皐月で気になったのは以下のシーンです。

皐月の「行ってきまーす」の後に誰も返事をしていません。ただ玄関から先の空間が広がっている演出が孤独感を増しています。

 

家族がいないのでしょうか!?それとも学校内だけではなく、家の中でもコミュニケーションが上手く取れていないのでしょうか!?

 

了子先生の前作『死にあるき』の朱鷺子もそうでしたが、読者の観点からすれば、コミュ障だけど真っ直ぐな性格なキャラクターって好印象を持てるのですが、現実では確かに苦労は多そうですよね。

 

『ウソツキ皐月は死が視える』はある程度展開の予想はできるものの、そこに至る経緯がまったく不明なおかげで、読みすすめるのが楽しみですね。今後、皐月と小町こま子の関係性がどのように変化していくのか楽しみです❗

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