吉田さんは美人です。
吉田さんはモテます。
吉田さんはちょっとヘンです。
吉田さんのことが…僕は好きです。小虎先生/裏サンデーより引用
主要人物


ネタバレ・あらすじ
目黒刑事は吉田さんと性行為をした人は全員死んでいることを吉田さんに伝える。
目黒刑事にそう言われることで、今までの友達を作る行為が性行為だったと認識する吉田さん。
吉田さんの思っていた性行為は、子供を作るための行為のはずだと認識していたが、これまでに吉田さんと性行為をもった人たちは、たぶんそういう目的ではしなかったと思い至る。
これまでの行為はただの暴力だったのだと思うようになる。
性行為をしたら、その相手が死んでしまうのは、吉田さんの特別な能力だと説明する目黒刑事。
それは人類の進化した能力だとも。
その話を聞いて吹き出す吉田さん。
吉田さんは行為中、相手が死ねばよいのにと思っていたからだ。
それから目黒刑事は、吉田さんのせいで人が死んでいることから、吉田さんを保護及び観察させてくれと申し出る。
目黒刑事の、吉田さんがまるで殺人者のような言いがかりに、吉田さんは世界に絶望する。
そこに篠山がベランダから突入してくる。
突入した篠山は、目黒刑事に拳銃を突きつけ、吉田さんをその場から逃がそうとこころみる。
しかし吉田さんは、
「私を殺して。」
と、篠山に言う。
目黒刑事の苦しい言い分
今話では目黒刑事から吉田さんに防衛機序についての話がありました。
気が急いていたせいか、直情的な言葉での説明になってしまっていましたね。
唐突に人類のために不自由になれと言われても、吉田さんでなくても腑に落ちないことでしょう。
もう少し言葉を選んでから伝えれば、吉田さんへの伝わり方も変わっただろうになと思います。
それにしても、吉田さんの言葉にたじろいでしまう目黒刑事が印象的でした。
やはり目黒刑事の中にも、何が正義なのかを迷いながら話している感が伝わりますね。
吉田さんは希望を見いだせるのか!?
吉田さんは自分だけが自由を奪われ続ける世界に嫌気がさしていまっています。
どんなに篠山が手を差し伸べても、未だその手を掴むには遠すぎるように思います。
篠山も目黒刑事に拳銃を突きつけた以上、相応のリスクを背負うことになってしまいます。
こうなってしまっては、逮捕されてもおかしくないので、当面は吉田さんに会えなくなるということも十分に考えられます。
篠山が逮捕されて、数カ月後の再会で吉田さんの目が黒に戻っているなんていう展開もちょっと考えられます。
いずれにせよ、だいぶ物語は佳境のようですね。
次回も楽しみです❗
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