十九島信先生/裏サンデーより引用
立花一平(たちばないっぺい)は高校生。そして、童貞…!
ある日、彼の通う高校に転校してきた、容姿端麗!頭脳明晰!運動力抜群!の完璧女子・音頃綺羅(おところきら)さん。
だが彼女には、大きな”ヒミツ”があった…!
令和はウーマン・リブの時代!真の女男平等ハーレムファンタジー!!
第5男 主要人物



第5男 ネタバレ・あらすじ
ある日の1限目、
堂々と遅刻をしてくる女生徒がいた。
遅刻してきた原沢直子は、
教室に入るやすぐに先生に叱責を受ける。
叱責に対して原沢は
「チコハラ(遅刻ハラスメント)です❗」と応酬する。
まさかの応酬に先生は面食らったのと、
面倒くさい生徒だと思ったのとで、
とりあえず席に座らせる。
他にも”シュクハラ(宿題ハラスメント)”
と何かにつけてハラスメントを付けてくるので、
先生や生徒たちのあいだでも恐れられる存在になっていった。
それを見かねた音頃綺羅が、
「お昼ご飯でも一緒に」
と気を利かしてみるも、
”ヤサハラ(優しさハラスメント)”
とバッサリ。
さらには
「今度またハラれたらハリ返すわよ!」との追い打ちも。
がっかりする音頃綺羅。
そんな中生徒指導の先生、
鹿里泰造(しかりたいぞう)が生徒指導室でお話でもと、
原沢直子に声をかける。
翌日、
またも原沢直子は遅刻をしてきてしまうが、
先生からの注意に対して素直に謝ってしまう。
他にもテストの点数が下がってきていることに対しても、
殊勝な態度をみせるようになった。
そんな原沢直子の態度の急変に気がついた音頃綺羅は、
生徒指導室に行ってからだと思い当たる。
生徒指導室にて原沢直子は鹿里泰造のど正論と、
落第を言い渡されたことにより弱ってしまっていたのだ。
しかし、
鹿里泰造のど正論の裏には、
女子生徒を屈服させいいように利用できるようにするという目論見があり、
その独り言を音頃綺羅に聞かれてしまい音頃綺羅の男殺指数が臨界突破❗
音頃流男殺術 玄武男絶尖!!(マラワリダイナミック)にて裁く。
その一件のあと、
音頃綺羅と原沢直子は良好な関係になり、
屋上で一緒に和気あいあいとしているところを、
怪しい男たちが望遠鏡にて音頃綺羅を観察していた。
ここまでが第5男の話。
第5男 感想
個人的には第5男はすごく面白かったですね!
付けようと思えば何にでもハラスメントにすることができる、
ちょっと窮屈な世相を上手くマンガ化しているなと思いました。
鹿里泰造の言っていることは結構正論だとは思いましたし、
それに対しての音頃綺羅はちょっと感情的な対処で、
現実であれば鹿里泰造がちょっと気の毒かなと思えるシーンでした。
原沢直子の
「今度またハラれたらハリ返すわよ!」は意味はわからないけど、
雰囲気はすごくよく伝わるし、
何よりも勢いがあってシビレました😁
半沢と原沢とハラスメントをうまく混ぜた名前ですよね!
あと、
十九島信先生はロマサガもお好きなんでしょうかね!?