富士山が噴火して以来、日本の、そしてこの街の夜が一変した――
火山灰をかぶった一部の人間達は驚異的な力を誇る闘争型ヴァンパイアとなり血で血を洗う殺し合いを開始!トップに立った者は全世界を支配するルールの中で、落ちぶれた令嬢が這い上がる!!表現コードギリギリの筆致で描く閲覧注意のダークホラーバトル、開幕!!!!!!
裏サンデー作品紹介ページより引用
主要人物



4巻:あらすじ・ネタバレ
30話から39話まで収録。
3巻のに関してはコチラ ↓
佐神と京児の一週間の修行が完了した。
ドミノは別行動で敵対組織の動向を探っていた。
その組織は富士山噴火前から結成されていたかのような、
それなりの規模の組織であることがわかってくる。
そして敵対組織のボスが”日ノ元士郎”という者であることが判明する。
その男とは箱根の温泉で出会っており、
互いにすぐにその立場を理解する。
一方で佐神は昔の同級生である七原と再会する。
しかし、
七原は敵対組織の一員であった。
七原と佐神が対決するところまで。
4巻のココが面白い!
個人的には4巻で面白かったのは日ノ元士郎の登場も良かったのですが、
巧みな心理戦が描かれているのが面白かったです。
脅しのような物言いからの頭を下げて手を差し伸べる
ここの揺さぶりがスゴかった。
もとより堂島に選択肢はなかったものの、
こういう口説かれ方をされると、
今後の働き方にも影響を及ぼしそうだと思う。
あと、
この落とし方を読んでいて『脳噛ネウロ』のこのシーンを思い出した。
松井優征先生/魔人探偵脳噛ネウロ22巻より
「清濁織り交ぜた完璧な交渉術」笛吹が同僚たちに激を飛ばすシーンも良いですが、
この警視総監を揺さぶるシーンも名シーンでした。
私の裸が見たかったらアンタらも入れば…?
箱根の温泉旅館で混浴しかなかったために、
ドミノが周囲に聞こえるよう言った言葉。
こんな牽制されたら男性側はすごく風呂に入りにくいですよね(^^;
この後の入浴の場面で日ノ元士郎の出くわすのも良い演出だと思いました。
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