あらすじ
とある理由でバイオリンを弾くのを辞めた、元・天才少年、青野 一(あおのはじめ)。
将来の進路を漠然と考えていた中学3年の秋、一人の少女と高校のオーケストラ部と出会い、止まっていた彼の時間が動き出す ――
将来の進路を漠然と考えていた中学3年の秋、一人の少女と高校のオーケストラ部と出会い、止まっていた彼の時間が動き出す ――
音と音、人と人が繋がっていく、アンサンブル青春ドラマ、開幕。
裏サンデー 作品紹介ページより引用
主要人物
青野ハジメ父がプロのヴァイオリニスト 運動、勉強が苦手(225人中204番)中学時代

上達中とはいえまだ初心者 集中力が凄まじい

青野がコンクールに出なくなってから入れ替わりで賞を総ナメにするほどの腕前

あらすじ:第34曲〜第35曲
ある朝、
いつもよりも早くに目が覚める青野。
昔に練習したドヴォルザークの「ユーモレスク」を思い出し、
楽譜を取り出す。
楽譜には自分ではない父親の字で書き込みがある。
いつもであれば嫌悪感に流されそのままにしてしまうが、
その日は違った。
子供の頃の夏の思い出を感じながら演奏してみると、
これまでの自分では出せなかった音が出ていることに気がつく。
定期演奏会のメンバー選出の再テスト。
青野の演奏に鮎川と佐伯はこれまでにない音が出ていることに気づく。
佐伯は自分の知らない音を奏でる青野に嫉妬を感じる。
これが今まで青野たちが佐伯に感じて感情なのかと気がつく。
3年生が引退する定期演奏会の前日。
原田が全員へ向けて言葉を贈る。
途中、
「つまらん」と鮎川に止められる。
もっと自分が伝えたいことを伝えろと。
これまで部員たちにあまり見せてこなかった想いを伝える。
部長の立石も鮎川へのメッセージと感謝の気持ちを伝える。
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一音一会の重みが伝わる回
3年生にとって最後の定期演奏会であることはもちろん、
学生のオーケストラって毎年メンバーと立場がガラッと変わるので、
この円陣から一音一会の重みがすごく伝わります。
ここ最近の回だと鮎川の人間性もちょっとずつ出てきて良いですね。
もっと青野龍仁よりの、
青野とちょっと敵対的な感じになるのかななんて思っていました。
さすがは教職なだけあって音楽にステ全振りって感じではなさそうで安心しました^^
しかし青のオーケストラは感動させるのが上手いですよね。
原田の独白からの先生への謝意を伝え、
最後は円陣を組んでこころを一つにって、
まさに青春って感じで感動しました。